マイストーリー
私がエネルギー療法を実践している理由は、ケガや病気で体を思うように動かせなくなった時に、本人の持つ治癒力を引き出し、苦しみを和らげるお手伝いをしたいからです。
実は、私自身が長い間その苦しみを体験しました。
交通事故、乗馬中の落馬、スキーでの転倒……その度に大きなケガを負い、頸椎損傷や椎間板ヘルニアで寝たきりの生活を送った時期もあります。幸い外傷は時間の経過とともに治っていきましたが、そこからが本当の試練でした。
頭痛に悩まされ、動けないほど寝込む日もあれば、嘘のように元気に過ごせる日もある。今日は動けても、明日は立ち上がるのもやっと。そんな不安定な日々が何年も続いたのです。病院へ行っても「検査では異常がないですね」と言われ、明確な診断や「これで治りますよ」という答えをもらうことはできませんでした。
息子と出かけた時も、頭と体が苦しくなって途中で動けなくなり、「どうやって帰ろう」と立ちすくむことが何度もありました。ママ友と一緒の時には、息子を友達に預けて、私は医務室や休憩所で横になり、何時間も任せきりになることもありました。本当は一緒に遊びたかったのに、息子にも友人にも申し訳ない気持ちでいっぱいになり、帰り道はフラフラで、電車の中では「このまま倒れるかもしれない」と死にそうな思いをしながら、ようやくタクシーに乗り込み、玄関を開けた瞬間にそのまま倒れ込む――そんなことを何度も繰り返していました。
先の見えない不調に、常に藁にもすがる思いで「良い」と言われる治療や療法を試しました。けれど根本的に改善されることはなく、「このままずっと苦しいままなのか」という絶望感に押しつぶされそうになっていたのです。
そんなある日、家族との団欒の時間に、不思議な体験をしました。何気なく過ごしている中で、ふと体の奥から温かさが広がり、手が自然と動き出したのです。自分の意思で動かしたのではなく、体が勝手に「良くなりたい」と訴えているようでした。その時、涙があふれるほどの安堵を覚えました。「私の中には、まだこんな力が残っていたんだ」と気づいた瞬間でした。
その体験をきっかけに、「もっと深く知りたい」という強い思いが芽生えました。私はエネルギー療法を学び、自らのケアを重ねる中で確かな力を実感し、やがて同じように苦しむ人々のお手伝いをしたいと強く思うようになりました。
今では、家族と共に過ごす時間を心から楽しみ、息子の成長を笑顔で見守れるようになりました。あの頃、当たり前にできなかったことが、今では何よりの幸せです。
だからこそ、私は伝えたいのです。
「どんなにつらい日々でも、体の中には必ず回復する力が眠っています」
「その力を信じ、一緒に引き出していきましょう」
エネルギー療法は、私にとって希望の光でした。今度は私が、あなたの光になる番です。